アンソロジー概要
【初めに】
2018/1/13CC大阪にて頒布予定の
成人向け赤安12ヶ月アンソロジー「13の軌跡」主催の千波と申します。
まずはこの本の製作経緯とコンセプトと説明させてください。
コンセプトは「赤井と降谷、2人で過ごす穏やかで儚い12ヶ月の記録」そして裏コンセプトは「愛し合う2人が幸せに別れるための12ヶ月」です。
(セフレ以上恋人未満の2人です。別れると見せかけて別れません!最後はきちんと恋人同士として結ばれるハッピーエンドです)
四季折々、各季節での愛し合う赤安が読みたい。
そんな主催の願望がこの企画のスタート地点でした。
そこから「ひたすら愛し合う」幸せな日々もいいけど、それが「別れるための12ヶ月だった」としたら。この先1人で生きていくために未練なく彼を愛した記憶を自分に植え付けるための1年だったら、「幸せな1年」にいろんな深みが加わってまた違った味わい深いものになるのではないか?
最後の最後に、この設定が明かされた時ぞくりとしつつ温かい気持ちになれたら、それはすごく素敵なんじゃないか?そう思ってこの裏コンセプトを加えました。(明らかに相思相愛なのに、最後に確認してみたら「あんなに仲良しなのに付き合ってなかったんかい!」「確かに言われてみればラブラブなのに好きとか愛してるとか言ってないじゃん…やばい…」ってなると、ちょっとドキッとしませんか?)
いい意味で読み手の方を裏切れるような1冊になればいいなと思っています。
相手のことを愛している、だからこそ自分とではなくありふれた幸せを掴んで欲しい。
「セフレ」と呼ぶには愛し合いすぎて「恋人」として相手を縛ることのできない不器用な大人2人。
同性同士、国家に仕える者同士、様々な傷を分かち合って惹かれたからこそ選んだ別れを、とびきり優しくするための1年間の同棲期間です。
これから赤井は、降谷は、きっとこの1年を辿りながら1人で人生を歩むつもりです(といいつつ、最後にはきちんと結ばれますが)。
是非2人が別れがたくなるような幸せな日常を読みたい…!
そう思い、皆様にご助力賜りたく、お声掛けさせていただきました。特殊な設定ですので「自分の考える2人の日常とは合わないかな?」と感じたら遠慮なく仰ってください!
もし少しでも「面白そう」「書いてもいいかな」と思っていただけたら是非お力添えいただければと思います。
同人歴も短くアンソロジーの主催も初めてで不手際もあるかと思いますが皆様と一緒に素敵な1冊を作ることができたら幸せだなと思っております。
ご検討のほど、何卒宜しくお願いします。
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